「あぁ、疲れた疲れた。今日も1日大変だったよ」
なんてセリフを吐きたくなるものです。
私は、そういう言葉を子どもの前で吐いたことはありません。たと
え疲れていても、けっして口に出しては言いません。父親としての
強さを見せつけておかなければなりませんから、そういった「弱さ」
を見せないようにします。
弱さを見せないのは、なにも子どもの前だけでなく、他人の前でも
です。競争社会ですから、体力的な弱みを見せてはならないという
のもあります。
「アイツは精力的だ」
「へこたれない、タフだ」
と思わせるには、
「疲れた、参った」
という態度を微塵も見せてはならないんです。
少なくとも「疲れた、参った」と口グセのように言う人よりは、優
位な立場に立てるはずです。
病気になっても弱ったところを子どもには見せないようにしていま
す。あるとき、ひどい風邪をひいたことがありました。仕事にはと
ても行けないような状態だったのですが、私はいつも通りに仕事に
行きました。
剛志も、
「今日、お父さん、仕事に行くのかどうかわからんね」
って心配していたぐらいです。ところが私は仕事に行って、いつも
通りに夜飲みに行きましたよ。明け方帰ってくるというのもいつも
通り。剛志も感心して、
「そこだけは、尊敬する」って言っていました。父親としては、
「尊敬するのは、そこだけか!」
という感じですが。(笑)
子どもは親の姿勢や行動を見ているわけですから、そう簡単に弱さ
を見せるものではありません。最近の若い親たちは、子供の前で平
気でグチをこぼしたりしていますが、強い子に育てたいなら気をつ
けてほしいですね。
<いつもグチを言っていたら、子供に尊敬されない>
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